リニューアルと副次的リニューアル

ウェブサイトをリニューアルした。ウェブ開発を本業にしている者として、いつも自社サイトや自社事業のサイトをないがしろにしている事を気にはしてきた。しかし、なかなか取りかかれず10年があっという間に過ぎていった。

まさに「紺屋の白袴」こうやのしろばかま

「紺屋の白袴」とは紺屋は白い生地を紺色に染めるのが商売であるが、自分はいつも白い袴を着ていることから、他人のために忙しく働いて、自分のことまで手がまわらないことのたとえ。

そこそこの間に合わせクオリティーではあるが、ウェブサイトをリニューアルできたのは私の師である松尾氏のサックス教室を再開するからである。これを機に英会話スクールのページも作り直し、ピアノ教室とジャズピアノ教室の情報も掲載した。

サイト制作中に、この場所は英会話スクールと音楽教室という学びの空間なのだと、今更ながらに認識した。なんともまあおかしな話ではあるが、この当たり前のことを自覚していなかったのである。

さらに、英会話の待合室にしている部屋には最近、私から何かしらを学びにデザイナーやエンジニアそして経営者などが集っているので、ここには学びたい向上心溢れる人々の熱気とクリエイティブな雰囲気が漂っている。私も若い人々に教えたり共同開発を行うことで刺激を与えられている。

自覚なき学び空間のサイトリニューアルに合わせて、学び空間の自覚という頭のリニューアルもしたので、さらに自分も含めて学びたい人々が刺激を与え合う交流の場としてさらに機能を向上するよう空間のリニューアルも行っていきたいと思う。